通るべき難関を突破できて、やっと仮設階段が外せる日がやってきた。
短い間だったけど、お世話になりました。
外した後、ふかおさん、監督のT氏、大希の4人で加納へ。
おじいちゃん作の階段を外して、移設するのです!
半年くらい前にふかおさんと担当者のF氏に下見をして
もらっていたから難なく終わると思っていたのだけど、
外すことを想定して作ってない(あたり前)ものだから大苦戦。
「壁を2枚抜くか、1枚抜いて柱を50センチくらい切るか」と問われたけど、
そんなことは独断できず、無理を言って階段自体をバラしてもらった。
写真は階段をずらしたことで見えてきた、壁の中身。
やっぱり竹小舞が掻いてあって、荒壁で、漆喰なんだなぁ。
これを見た大希がひと言。「漆喰めっちゃ薄いよ。」
側板は松、踏み板と蹴込み板はケヤキ。
ところどころ、蟻桟で組んであった。(何故か全部ではない)
部活から帰ってきた日向とふたりで拭いた。
そんなにいい板ではないけど、私にとっては大事なもの。
階段の架け替えを待っていて、塗り残している壁。
その他、完成までにまだいくつか宿題あり。
無事架かった。
側板がよくねじれていて、ずいぶん苦戦されたそう。
ありがとう、ふかおさん。