この日から冬休み。
ということで、壁塗り修行の始まり。
まずは竹小舞を掻く。
ご指導いただいたのは、丸宮竹材の宮崎さん。
2階は前日のうちに宮崎さんたちの手によって
掻き上げられていた。
朝7:30、1階はこの状態。
桟の向こう側に竹が入れてあり、中段が掻いてあった。
この縦に長い竹を、シュロ縄を横に這わせて上下段、2回掻く。
そのあと、上から下へ、半間に切ってある竹を当てながら、
強くひっぱりながら掻く。
寒さとシュロ縄の硬さが指先を痛めつけた。
宮崎さんたちの助けもあり、午前中に1階が掻けた。
(私たちを指導する手間がなかったらもっと早かったのかも?!)
午後、壁になる土が運ばれてきた。
この土も手づくりできるとよかったんだけど、
気づくのが遅すぎた。
この土は、赤土、黒土、砂、水、ワラを混ぜて
発酵させてある(悪くいえば腐らせてある)のだそう。
これを家の前にドサーッと降ろされて、てんこもりの
図を見ていたら、なんとなく不安になってきたのだった。