29日の夕暮れ時、ひとしきりお手本を観させてもらってから
実際に塗り始めた。
気合を入れて鏝にのせたところまではバッチリだったのだけど、
それを壁につける直前に、べちょっ。
丸ごと下屋の上に落としてしまった。
「あーあ、屋根張るの、壁塗りが終わってからにしてもらえば
よかったね」と宮崎さんに言われつつ、2度目は何とか壁につけた。
そんな始まりで、先が思いやられるなぁと思っていたんだけど、
だんだんと楽しくなってきた。
2日目のこの日はずっと打合せをしてきた担当者のFさんが
来てくれて、(この日から年末年始の休みだというのに!)
冗談まじりで楽しく壁塗り。
2階の東南角から始めて、お昼には南面をほぼ塗り終えた。
この調子なら元旦くらいは休めるんじゃない???なんて思ってた、この時は・・・。
丸一日作業して片付けを終えたとき、こうしてブルーシート越しに
浮かび上がる竹小舞を見ることが、この日からの楽しみになった。