春になって空気が乾燥していることも影響しているのだろうか?
製材して、乾燥を待っている材にひどい割れ、狂いが出ていると連絡を受けた。
ソメイヨシノは用材として重宝される山桜とは違い観賞用の木のため、
製材屋さんも扱った経験がないのだそう。
そこで今回の割れ、狂いを受けて、人工乾燥釜に入れるか否かという判断を
私に仰がれた。人工乾燥にかければ、かけた後は狂わなくなるはずだけど、
かける間にどう変化するかは解らない、という話だった。
十分な知識のない私にはどうするのがベストか解らず、とりあえず含水率の
下がっている薄めの材のみ人工乾燥をお願いすることになった。
ねじれもきつくて、山が傾いて支えを入れていただいている状態だそう。
うまく乾いて使える材になって欲しいけれど、木はそれを望んでいないのだろうか。